ドイツのニュース
非嫡出子の増加
ドイツでは、出生数が減少する一方で、非嫡出子が増加している。連邦統計局の発表によると、2005年に生まれた子供のうち 29%(約20万人)の新生児の親は婚姻していない。10年前は16%(12万3000人)だった。この10年間に出生数は 76万5221人から 68万5795人に減少した(10,4%減)。
法律が改正され、非嫡出子の法的地位が改善された1998年に非嫡出子が急増し、その割合は新生児の20%(15万7000人)に上昇した。
州別で見ると、北ドイツと東ドイツで非嫡出子が多く、南ドイツと西ドイツで少ない。2005年に非嫡出子の割合が最も高かったのはメクレンブルク・フォアポメルン州で64%、最も低かったのはバーデン・ヴュルテンベルク州で19%だった。
(2007年1月29日)
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