ドイツのニュース

2人に1人は要介護になる

   

    グミュンダー任意疾病保険金庫(GEK)の2008年度介護報告書によると、ドイツ人のほぼ2人に1人はいつか要介護になる。現在は要介護者の割合は人口の2,6%に過ぎないが、一般的な介護リスクは約44%であるという。

   2007年に死亡したGEK被保険者で、死亡年に介護保険の給付を受けた人の割合は男性が41%、女性が51%だった。

   女性の介護リスクは男性よりも高いが、要介護になってからも女性の余命の方が男性よりはるかに長い。男性の半分は要介護になってから16ヶ月弱で死亡しているが、女性の場合は40ヵ月である。

   施設における要介護者の割合は1996年の23%から2006年は30%に上昇した。

2008年12月15日)

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