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ドイツの末期ケアはまだ不十分

   ドイツホスピス財団によると、 ドイツの末期ケアは依然として不十分である。患者保護団体の調査結果によると、年間 82万人の死亡者のうち 6,2%だけがその終末期に末期ケアを受けた。ホスピスで亡くなった人は 1万8400人(2,2%)に過ぎなかった。

 ドイツホスピス財団は、患者に新しい末期ケア請求権が与えられれば、将末は末期ケアを受ける患者数が 10%に増加すると期待している。末期ケアの需要は 40%に達すると推定されている。

 ドイツホスピス財団は、末期ケアが改善されなければ、「積極的安楽死に対抗する説得力のあるコンセプトがない」として、末期ケアの改善を政府に求めている。

2008年3月19日)

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