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ドイツの人件費はEU8番目に高い

   

    連邦統計局の発表によると、ドイツの2012年の人件費は平均で1時間当たり31ユーロだった。前年より2,8%増加している。

    EU平均は前年比2,1%増の23,50ユーロで、ドイツの人件費はEUの中で8番目に高い。ユーロ圏の平均は前年比2%増の28ユーロ強だった。人件費には賃金(給料・俸給)のほか社会保険料などの賃金付随コストも含まれる。

    EU比較では、1位がスウェーデンで41,90ユーロ、次にベルギー(40,40ユーロ)、デンマーク(39,50ユーロ)が続く。最下位はブルガリア(3,70ユーロ)、ルーマニア(4,50ユーロ)、リトアニア(5,80ユーロ)。

    経済大国の中ではフランス(1,9%増の34,90ユーロ)だけがドイツを上回った。イタリアは1,7%増の27,20ユーロ、英国は1,8%増の21,90ユーロ、スペインは1,1%増の20,90ユーロだった。ギリシャは15,50ユーロに6,8%低下した。

    製造業だけで見ると、ドイツの人件費は平均で1時間当たり35,20ユーロで、5位に上昇する。EU平均をほぼ50%上回っている。

2013年4月26日)

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