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親は成人した子供の不法ダウンロードの責任を負わない

   

    連邦通常裁判所は1月8日(水)、親は成人した子供の引き起こした不法ダウンロード損害を賠償する責任を負わないとする判決を下し、親の義務を明確に定義した。

    成人した子供は自分の行為に対して自己責任があるので、親は成人した子供に対して法律違反の可能性を啓蒙する必要もないとしている。

    但し、未成年の子供の場合は異なる。連邦通常裁判所がすでに2012年末に決定しているように、親があらかじめ未成年の子供に不法ダウンロードを禁止していた場合にのみ、親は責任を負わない。

    20歳の継息子が不法に音楽ソフトをダウンロードし、同時に3749の音楽ソフトをインターネットを通してファイル共有していたために、 レコード会社4社がその親に対して著作権侵害として約3400ユーロを請求していたが、レコード会社が敗訴した。

2014年1月23日)

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