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2014年も離婚件数が減少 連邦統計局の発表によると、2014年の離婚件数は16万6199件で、前年より2,1%減少した。 この10年間、離婚が減少傾向にあるが、これは婚姻総数の減少にのみ起因しており、政治的ないし社会的要因はないという。1980年代末には50万組以上のカップルが結婚したが、2014年は約38万組だった。 今の状況が続くと、今後25年間で結婚しているカップルの約35%が離婚する計算になるという。 これまで最高の離婚件数は2003年と2004年で、それぞれ約21万件だった。 2014年に離婚したカップルの婚姻期間は平均で14年8ヶ月。離婚までの婚姻期間は長くなる傾向にある。20年前は平均婚姻期間が12年だった。 2014年は、離婚件数の52%が女性からの離婚申請で、男性からの離婚申請は40%、残りが両者の離婚申請だった。
2014年に離婚したカップルの約半分には18歳未満の子供がいた。2014年は13万4800人の未成年の子供が親の離婚を経験した。前年より1%弱少ない。 (2015年9月28日) |